小麦アレルギーは、食物アレルギーのなかで3番目に多いといわれる有名なアレルギーです。子どもに多くみられますが、大人でも突発的に小麦アレルギーを発症するケースがあります。

症状は様々で、次のようなものがあります。

皮膚の赤み、かゆみ、口内や喉の違和感やかゆみ・腫れ、口内炎、声の枯れ、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、血便、目の充血・かゆみ、まぶたの腫れ、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、咳、喘鳴、呼吸困難など。このようにかなり重度の症状も含まれるので、決して油断できません。

小麦アレルギーになる原因は、小麦に含まれるたんぱく質にあります。このたんぱく質を体が異物として認識し、免疫グロブリンEと呼ばれる抗体が生産されます。

この反応が過剰になることで、アレルギーが発症してしまうのです。特に子どもは胃腸の機能がまだ弱いため、アレルギーを起こしやすいといえます。

小麦アレルギーの人が注意すべきこと

小麦アレルギーで注意すべきなのは、なによりも食べ物です。

アレルギーを起こす物質が入っていないかどうか、事前にチェックしましょう。パンやうどんのように、わかりやすいものばかりならいいのですが、意外な食品に小麦が使われているケースがあるので注意しましょう。

例えば次のような食品は小麦を含みます。麦茶、ブレンド茶、シチュー、ホワイトソース、ミートソース、フライ、天ぷら、ムニエル、ハンバーグ、そば、しょうゆなど。

このように書くと、逆に食べられる食品はあるのかという気すらしてきてしまうかもしれませんが、アレルギーには個人差があり、これらすべての食品で小麦アレルギーを発症するわけではないので安心してください。

自分の体が苦手とする食べ物はなにか、どの程度までなら小麦を摂取しても大丈夫なのか、経験により知っていくことが重要です。

また小麦を避けるあまり栄養バランスが偏ってしまうことのないように注意しましょう。料理のレパートリーを増やしてバランスのいい食事をすれば、小麦を避けても十分な栄養を取ることが可能です。

まとめ

以上のように、小麦アレルギーは症状がつらいだけでなく、食事が制限されてしまうという点でも大変なアレルギーです。

治療を試みるのか、それともアレルギーと上手くつきあっていくのか、お医者さんと相談しながら自分に合った方法を見つけましょう。