エビは特定原材料等(アレルギー物質)27品目に指定されている食品の一つで、カニと合わせて甲殻類アレルギーとも呼ばれます。

一般的に食品アレルギーは幼い時期に発症するものが多いのですが、これとは逆に小学生ごろの年齢に発症して徐々に増加する傾向にあり、成人には最も多いアレルギー症状のひとつと言われています。

発症すると、多くの場合食べてから1時間程度で症状が現れ、触れた部分の肌や口内のかゆみ、じんましん、呼吸器の不調といったさまざまな影響が起こります。

重篤な場合にはアナフィラキシーショックを引き起こして生命に危険を及ぼす事もあります。

また、エビを食べた時だけでなく、触れただけでも症状を起こすことも特徴です。

甲殻類アレルギーを引き起こす原因は、「トロポミオシン」というたんぱく質です。

エビアレルギーの注意点

エビアレルギーは発症する年齢が高く、昔は普通に食べられていたのにアレルギーになってしまった、という場合があり得ます。エビを食べた後に該当する症状が起こった場合は油断せず専門機関で診断を受けましょう。

アレルゲンとなる「トロポミオシン」は主にエビやカニに含まれているものですが、同じたんぱく質はタコやイカ、貝などにも含まれています。またダニなども類似した物質を持っています。

カニに含まれる「トロポミオシン」はエビと非常によく似たものですが、その他軟体類や貝類、ダニなどに含まれるものはカニほどエビに近いものではありません。

しかし、エビと同様のアレルギー症状を引き起こす可能性は持っています。エビ・カニ以外で同様の症状が起こる場合はこれらを疑ってみる必要も出てきます。

エビアレルギーの対処法としてまずエビを避けるべきなのは当然ですが、単純にエビの料理だけでなく、見えない部分に含んでいる食品にも注意が必要です。

例を挙げると、小エビが紛れている事のあるしらすやちりめん、出汁にエビエキスが含まれている事のある汁ものなどです。

症状が深刻な人は医師と相談の上、エピペンというアナフィラキシー発症に対処する薬を処方してもらう場合もあります。

エビアレルギーについて まとめ

エビアレルギーは発症年齢が遅く、好物であってもある日突然食べられなくなった、という事も起こり得るものなので、油断せずにエビを食べた直後に「んっ!?何かおかしい」と感じたらすぐに専門医を受診しましょう。

悲しい事ですが、程度によっては命の危険もあるので充分な注意が必要です。